2012/03/14
脚の加圧トレーニング


市内からお越しのH様の加圧トレーニング。脚を加圧して静脈血のプーリングをしています。
上肢と下肢の付け根に専用のベルトを装着し、適度に血流を制限した状態でトレーニングを行うことにより、極めて軽い負荷であるにもかかわらず、高負荷で行ったトレーニング以上の効果が期待できます。
このように血液を滞留（プーリング）させることにより、行き場を失った血液は今まで流れてなか った場所にまで
流れるようになるのです。
この状態でトレーニングをすると、通常よりも疲労物質の乳酸が溜まりやすくなり、極めて軽い負荷にもかかわらず、筋肉がすぐに疲れてしまう状態を容易に作りだすことができるのです。
乳酸が溜まったことを脳が感知すると、視床下部が刺激をうけて成長ホルモンの分泌を促進させます。

通常このような状態を作るには、重い高負荷を扱ったり、初心者には難しいトレーニングフォームやテクニックが必要になってきます。
加圧トレーニングでは、それをベルトを適切に縛るということで、誰でも簡単に効果を出すことのできるトレーニング方法なのです。 また、トレーニング後にベルトを緩めると、プーリング状態から 一気に血流が促進されるので、血管に収縮力を与えることもできるのです。


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